たんこちゃん出生の秘密?
たんこちゃん8歳の誕生日おめでとう。
たんこちゃんの生まれたときの記録でも書こうかな。
たんこちゃんは土曜日生まれ。
妻は家から車で40〜50分程度の実家にいました。
産科がそちら方面でしたので。
朝、妻から電話。
「朝から陣痛が始まったの。まだ間隔が長いから、病院からは来るなって言われてるけど、とりあえずこっちに来てくれるかな」
僕「向かうね」
その頃の僕のブームはボウリング。
毎週投げてました。
僕「まだまだ時間あるならボウリングしてから行ってもいい?」
妻「それはちょっとどうかな・・・」
僕「じゃあすぐ向かうね(ボウリングに未練あるけど)」
ボウリングはせず、午前中に妻の実家に。
実家の義母は仕事で、義父は既に他界していたので、妻と二人でご飯を食べ、午後に病院へ。
病院では「まだまだだよ」
と言われ、個室で待機。
オーディオは無いんだね。
僕「入院すると音楽聴きたいよね。近くに家電やさんあるから、ちょっと行ってくるわ」
と、一度行ってみたかった家電やさんへ向かう僕。
いろいろ物色して、最後は色を選ぶだけ。
電話。
僕「何色がいい?」
妻「色なんて何でもいいよ。あ、陣痛きたから切るね・・いてて」
僕「えー?色、大事だよ。ずーっと使うんだよ?」
妻「痛いから切るよ・・・」
切られた・・・色・・・
夜に入って、いよいよ、という時が近付いてきました。
義母も到着。
僕が立合いました。
隣の部屋からは
「いたーい、いたーい、いたーーーーい!」
と絶叫が響く中、妻は声一つあげません。
後に聞くと、隣の絶叫でひいちゃって、とても叫ぶ気になれなかったそう。
あまりの落ち着きに、助産師さんが「本当に初めての出産?」と疑ったほど(笑)
汗を拭きました。
妻の姿勢の変更を提案し、採用されました。
「息を止めて」との指示にも、どうしても鼻から息がもれてしまう妻。
僕「鼻、つまみましょうか?」
助産師「そうね、効果あるかもしれないからやってみて」
大成功。
そこに、急患が入るとの連絡。
医師は「急ぐね」と言い、お腹をギュウギュウ押しました。
そして誕生。
23時頃。
産湯の後に最初にだっこしたのは、この僕なんですよ〜。
カンガルーケアを終えた夜中1時過ぎ。
朝まで付き添うつもりの僕に義母が
「もう帰っていいよ」
え!?
結局押し切られ、僕は夜中に寂しく帰ったのでした。