子ども会リレー代表

今日はもうひとつの運動会。

中学校区で行われる運動会。

大人から子どもまで参加できますが、メインは子ども会。
子ども会対抗リレーがあります。
男女別、各学年一人ずつがバトンをつないでいくというもの。

3年生には学年で一番足の速い子がいるのですが、出たがらないので選考会でわざとゆっくり走り、たんこちゃんが代表に。
さらに、こたつちゃんも代表になり、6人のうちの2人が我が子に。。。

二人は決して足が速い方でもなく、リレーということで迷惑がかかるのでは?と心配で心配で。

実は選手に決まってから2週間、秘かに3人で特訓しました。
足の着き方、スタートダッシュの練習、腕の振り、スクワット&ジャンプで脚力を鍛え・・・限られた期間で効果がありそうなことをやってきました。

先週の小学校の運動会、成果はありましたが、やはり速いというところまではいきません。(当然ですが)


迎えた今日。
予選、準決勝、決勝とあるうち、予選は午前。

こたつちゃんスタート・・・最下位から2年生に・・・最下位のままたんこちゃんへ。
ここでまさかの出来事、たんこちゃんが一人を抜き去る。
5、6年生が速いので数人抜いて準決勝進出!


お昼ごはん。
たんこちゃんは一人抜いたという事実に自信を持ったらしく、晴れやかな表情。
一方のこたつちゃんは落ち込んでいました。

「一人のレースじゃないんだから、少しでも速く次のお姉さんにバトンをつなごう!」
と話しあい、次のレースへ。


午後のレース前、たんこちゃんに日影に入るように言いましたが、たんこちゃんは断固拒否・・・結果、鼻血・・・そしてそれを理由に出場を拒否。3年生は代役に。

準決勝スタート!
こたつちゃん、今度はビリではなく、一人をおさえて2年生へ。
このレースも5,6年生の活躍で上位に入り、なんと決勝へ!

戻ってきたこたつちゃんの表情は明るく、晴れやかになっていました。
2年生の選手に肩を抱かれながら戻ってきました。
代表だけの連帯感というものもあります。
こたつちゃん自身が一人に勝ったという自信。
決して速いわけではないけれど、チームのために精一杯走ったという自負。

決勝もこたつちゃんだけが走りました。
結果は6チーム中5着。
でも、1年生の中では最後だったけど、こたつちゃんが走りぬいたからこその5位。
地域のみんなが応援してくれました。

運動は苦手という意識を持ちつつあったこたつちゃんの気持ちを大きく変えた一日でした。
二人とも、今日一日だけで大きく、大きく成長しました。

感動しました。


来年も選手に、さらに戦力になれるように頑張るぞ!